ロマンチックがやってこない

アイドルやら本やら映画やら何やら

足元を真っ赤にしてくれよ。

まずは宮舘涼太さんお誕生日おめでとうございます!

アイドルのフルネームを書くことにもこの一年ですっかり慣れました。(※このブログ、本気で丸一年更新していない。)(※前回の更新が去年の宮舘さんのお誕生日。)

まだまだまだ、ますますすきですよ。一年前よりたぶんずうっとすきです。

これは自己満足ブログなので、勝手に語りかける風に始めていますが、ウザいなと感じたら途中でやめます。

 

一年前のわたしも、宮館さん(呼び方はこれで落ち着きました。)のことをすごいアイドルだ!と熱弁していますけれど、今もその気持ちは変わらないどころかいや増すばかりです。

 

宮舘さんはすごいアイドルだよ。

 

誰かに云われた「似合う」ではなくて、自分で決めた「好き」を優先してゆく度胸。

好きなものを「やっても良いかと思って」と次々身に着けてゆくその強さ。

柔らかなフリルも、大きなリボンも、パールも、レエスも、ヒールのある靴も、薔薇の花も、すっかり王国の一員だもの。

全体的に非常に細身で、良い意味であいらしい雰囲気のメンバーが多いスノにあって、ぱっと見で否が応にも「男前」とか「男性的」と表現されがちなところを、力強いフェミニンで武装するその姿勢。かっこよすぎる。あこがれすぎる。

 

いつでもおちゃめでやさしくて、甘い台詞も躊躇なく云える、ちょうどよくキャーキャーされる虚妄感もだいすき。

これは全力褒め言葉で、何ならわたしは彼のこういうところに本気で惚れているから云うのですが、現役バリバリのアイドルであの年代で今大変に人気のグループにあって、女性タレントの方たちがあんなにキャッキャできる(何なら「発言を食らって記憶が飛んだ」「大好き!」等の発言をしても大丈夫)って、宮館さんが良い感じにリアリティのないひとだからだなと思う。

いやリアルの人間ですよ。三次元の方です。だからすごい。

どこまでご自身のことを「偶像(アイドル)」として定義されているのか、一オタクには一生わからないことだけれど、これが計算だったらかっこよすぎるし、天然だったらアイドルが天職すぎる。どちらにせよ、アイドルになってくれてありがとうございます。

 

勿論、技能面も最高。

ことパフォーマンス関連について、努力で手に入ると思しきものはおおよそ手元に引き寄せている。その上で無二の個性もある。

恐らくひとより身に着くのが早いのであろうことは、ご本人の言動やメンバーの言葉の端々からうかがえますけれど、それにしてもですよ。

それに付随して、楽曲の解釈が毎回最高。

「きちんとこちらにわかるように」曲によって雰囲気を変えてくる。

今のところいちばん印象的だったのが「僕の彼女になってよ」。

あのかなり暗喩的なセット(もうそれは「彼女になって」とか頼んでいないだろ、いくところまでいくつもりだろ)、恐らくコンセプト的にはもっとセクシー寄りでも誰からも叱られないであろうシチュエーションにあって、きちんと「勇気がなくて告白できない『君彼』世界の男の子」を踏襲していらした、えらい。宮館さんならもっとえちえちにできたはずだが、やらなかった。すごい。

 

宮舘涼太さんはすごいアイドルだよ。

己がアイドルであることを決して忘れないし、画面の向こうにファンがいることを忘れない。

「グループ」で活動していることを忘れないし、自分が誰かの生きがいであることを忘れない。

 

たくさんのコンプレックスを語るくせに、同じ口で「俺のことすきでしょ?」と手を変え品を変え伝えてくるところに関しては「畜生!!そうだよ!!!!!」と歯噛みしますが。いやこういうところも計算の内なのか?リアルアイドルを推したのは初めてだから一年経ってもぜんぜんわからない。でもその計算(?)、乗り続けます。

 

思い付きでつけた記事タイトルを回収せずに終わってしまいそうですがまあいいや。

「誕生日だから!」で有給を取ってしまうくらい、夢に見るくらい(※ガチ)、苦手を克服するくらい、だいすきです。

 

29歳の一年も、鮮やかで強くてやさしい赤で世界を思い切り染め上げてくださいね。